【銀座ブティック】田原尚子 鉛筆画の世界展 4月22日-5月18日

昨年に引き続き、カランダッシュ銀座ブティックでは、田原尚子さんの2度目の展覧会「田原尚子 鉛筆画の世界」 を開催致します。カランダッシュのグラフウッド鉛筆で描かれたモノトーンの作品をお楽しみください。

期間:2017年4月22日(土) ~ 5月18日(木)
場所:カランダッシュ 銀座ブティック2階

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黒鉛の魅力

鉛筆は何色かと聞かれると、たいていの方は黒と答えるでしょう。
ところが一番濃い鉛筆でも完璧な黒ではありません。グレーのグラデーションが近いのですが、少し違います。それは、鉛筆の芯が黒鉛と粘土news_gallery201704tahara2_でできているからです。
黒鉛は炭素型の鉱物で、似た構造のものにダイヤモンドがあります。黒鉛もダイヤモンドほどではありませんが、光を反射し輝く傾向があります。
鉛筆は紙に滑らせると、摩擦で芯が細かい粒子になり、顔料(黒鉛)の軌跡を残すことで描くものです。この細かい粒子が、光によって銀の粉のように美しく光ることがあります。この光が、控えめだけれどいろいろなものを反射して、時には銀色に、時には黒く、また全然違う色味まで感じさせて、鉛筆の表現を深くしているように思われます。
この鉛筆のグラデーションを駆使することで、たくさんの色や、カサカサといった紙の音、猫のひげがピクッと動くさま、空気の匂いまでも閉じ込めたいと日々描き続けています。
カランダッシュのグラフウッドは、どの硬さでも芯が滑らかで、紙に余計なストレスを与えないので、延々と描き続ける絵には最適で、かけがえのないパートナーになっています。
しかしながら、鉛筆画は印刷に適していません。この光がスキャンを難しくするのです。薄い色はもちろん、濃い色も飛んでしまって、いつもデータを残すことに苦労します。
原画の発する美しさをぜひ直接ご覧ください。
                                                                                                                                                  田原尚子

田原 尚子 略歴
Tahara Naoko

武蔵野美術短期大学 商業デザイン科卒業
HP: http://www.nao.in.net

◆受賞
2012年 第27回パリ・国際サロン ドローイング部門入選
2013年 第9回月刊一枚の繪コンクール佳作
第45回欧州美術国際公募スペイン美術展 優秀賞
第10回月刊一枚の繪コンクール秀作
第30回FUKUIサムホール美術展 奨励賞
第9回全国サムホール展 優秀賞
第40回近代日本美術協会展 新人賞
2014年 2013年度月刊一枚の繪コンクール年間優秀賞
第27回上野の森美術館「日本の自然を描く展」自由部門 上位入選
第20回日本はがき芸術作家展 群馬県教育委員長賞受賞

◆個展
2010年  東櫻ギャラリー(名古屋)
2013年〜2016年 ギャラリー石(東京 銀座)
2015年 ギャラリーEnlace(福岡県)
2016年 カランダッシュ 銀座ブティック (東京 銀座)
2016年 「油や」ギャラリー一進 (長野県 軽井沢)

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